スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

赤ちゃんの死へのまなざし

赤ちゃんの死へのまなざし
竹内正人 編著
井上文子・井上修一・長谷川充子 著
中央法規出版 2100円(楽天ブックス、Amazonで購入可)

 2005年にお腹の赤ちゃんを予定日間近に、突然、亡くされた井上さんご夫婦と、その出産に直接関わった看護師長さんが、それぞれの立場で、赤ちゃんの死を振り返り、当時の気持ちについて詳細に綴っています。また、編著者の竹内医師が司会をされ、井上さんご夫婦、長谷川師長さんにインタビューした座談会も収められており、赤ちゃんを失った当事者が医療に望むものについて、深く考察されています。

 私自身、自分の受けた死産後のケアが標準的なものだとしたら、それはあまりにも不十分であり、心を痛めたまま、辛い思いをされている当事者の方がまだまだたくさんいるのではないかと感じています。2010年11月にこの本が出版されているのですが、当事者&それを支えるために真摯に赤ちゃんの死に向き合っている医療者からの貴重なメッセージが、十分には届いていない現場がまだあることを残念に思います。

 また、ご夫婦それぞれが、自分の悲しみについて、どのように受け止めていったかが詳しく書かれていて、とても参考になりました。なかなか取り上げられることが少ない、父親の悲嘆のプロセスについて触れられていることも、自分と夫との関係を考える際に役に立ちました(夫との悲嘆過程の差について、そこから生じる苦しさについては、まだまだ自分の中で取り組んでいる最中ですが)。

 当事者の方にはもちろん、周囲の援助者の方、産科スタッフの方に是非読んで頂きたい本です。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

| 2017.11 |
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

ページトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。