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喪中はがきを出すかどうか

2012.11.17 15:11|流産・死産後の人間関係
 札幌はずいぶん寒くなってきて、週末には雪が降りだしそうです。

 そろそろ年賀状の準備をする季節ですが、お腹の中の赤ちゃんを亡くされた方は、年賀状をどうするか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 私は12月に息子を亡くしたので、すでに準備していた年賀状(印刷前でしたが)を出すのかどうか、欠礼する場合はどうすればよいのか、判断がつかず、産後退院してから、ネットで検索しまくりました。

 流産・死産で子どもを亡くした場合、年賀状を出すのかどうかについては多くの人が悩んでいます。当事者としては、「大切な子どもを亡くして、喪に服しているのだから、年賀欠礼しよう」というのが当然の心情です。が、一方で、 世間一般としては、お腹の中の子はまだこの世に生まれていない子であり、その死を周囲に公にすることについては賛否両論あるのが現実です。

 ネット上の色々な意見を読んで、自分としては喪中はがきを出すかどうかについては、以下のように考えます。

・「とても年賀状を書く心情ではない」のであれば、赤ちゃんの週数に関係なく、喪中はがきを出してよいと思います。ただし、周囲が妊娠に気付かない週数の場合、色々と聞かれて説明するほうが辛いので、通常どおり年賀状を書いたという意見がネット上では多かったです。

・喪中はがきを出す場合は、出す相手を「赤ちゃんの死をきちんと伝えたい人(気持ちを分かってもらえそうな人)」と「喪中で年賀状欠礼することだけを伝えたい人」で分け、文面を変える(後者には亡くなった人の詳細は書かない)。年賀状だけの関係で、妊娠していたことを知らない人には、不幸があったことだけを伝えるのが無難かと思います。

・喪中はがきを書いた場合、赤ちゃんのことについて色々と聞かれる可能性もある(誰が亡くなったかを書かない場合、誰が?と聞かれたり)ことを考え、その覚悟をすること。

・喪中はがきを書く場合には、夫婦できちんと意見を一致させること(夫に話さずに出して、後から親戚等からのいちゃもんがあり、もめたという話を読みました)。

 また、喪中はがきを作成すること自体、初めての方も多いと思うので(私もそうでした)、一般的な喪中はがきのマナーも書いておきます。

■喪中はがきとは? 

〜郵便局のサイトから https://print.shop.jp-network.japanpost.jp/index.php

定義:1年以内に近親者(一般的には2親等まで)に不幸があったとき、喪に服しているため、年賀の挨拶を遠慮することを知らせる挨拶状

送る期間:11月中旬〜12月上旬までに届くように送る。年末に不幸があり、喪中はがきが間に合わない場合は、年が明け、松の内が明けてから(1月7日〜遅くても2月3日までに)寒中見舞いはがきとして年賀欠礼を伝える。

書く内容 1.喪中のために年賀欠礼することを伝える。近況報告やその他の用件は書かないこと。2.「年賀」「おめでとう」「お慶び」などの言葉は使わず、句読点を入れずに、お世話になったお礼等を伝える。3.いつ、誰が亡くなったのか、差出人からの続柄を伝えるのが一般的だったが、最近では、亡くなった方の詳細を入れない場合も増えている。

■喪中はがきの文例  http://www.jp-guide.net/businessmanner/letter/mochu_hagaki.html

http://k.japanpost.jp/index.php?action_nenga_printing_standard_postcardLishttp//k.japanpost.jp/index.php?action_nenga_printing_standard_postcardList=true&category=9011

■寒中見舞いの文例  http://allabout.co.jp/gm/gc/19598/

 「天使の梯子 With ゆう」という当事者の自助グループのサイトでも、喪中はがきをどうするかについて、掲載されていました。文例ものっていたので、参考になるかと思います。 http://withyou845.org/second-page.htm

 「天使の保護者ルカの会」のサイトでも、セレモニーカード(喪中はがき)のテンプレート(可愛らしい天使のイラストが使われています)をダウンロードして使えるようになっています。 http://plaza.umin.ac.jp/artemis/rcdnp/tenshi/ceremoneycard.html

私の場合は、喪中はがきは間に合わない時期だったので、年賀状を頂いた方と、これまで年賀状をやりとりしている仕事上の目上の方にだけ、1月下旬に寒中見舞いを出しました。パソコンで文面をきちんと作成して印刷するという気力がなくて、どうしても書かなきゃという人にだけ、手書きで文面を書いて出したのですが、息子を亡くして1ヶ月くらいの時期だったので、書きながら泣けてきて、とても辛い作業だったのを覚えています。親しい人にはメールで死産のこと、年賀欠礼の旨を伝えて済ませました。何も伝えず、年賀欠礼してしまった人も多く、どう思われているか少し気になりましたが、やりとりしている人全員に寒中見舞いを出す余力はありませんでした。

 最後に〜近親者の不幸のために不要となったお年玉付き年賀はがき(新品)は、 販売期間内であれば、郵便局窓口で無料で通常切手に交換してもらえます(服喪であることを申し出て、書類提出する必要あり、私は夫にしてきてもらいました)。

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miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

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