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「赤ちゃんの死」を周囲にどう伝えるか

2012.11.09 18:58|流産・死産後の人間関係
流産・死産後に、その事実(赤ちゃんが亡くなったという)を周りの人にどう伝えるのかということは、大きな問題だと思います。

私の場合、初期流産(一昨年の12月、6週で)のときは、夫(これは当然ですが)とごく少数の友人(流産・死産を体験された人や医療従事者)以外には誰にも伝えませんでした。実の両親や義理の両親にも「心配をかけたくない」ので伝えませんでした。

初期流産のときも、とても悲しかったし、辛かったけれども、夫が悲しみを共有してくれることで自分の気持ちも整理ができたのです。やっぱり、2人目の子供が欲しいのだと改めて思い(もう高齢出産の域ですし、1人目の出産・育児での肉体的な辛さが強かったので、手放しで欲しいとは思えず、迷いもあったのです)、早い時期から、次の妊娠に向けて、気持ちを切り替えることもできました。

でも、昨年12月の死産後は事情が大きく異なりました。臨月での死産だったので、それほど親しくなくても私の妊娠を知っている人がいましたし、親しい人には予定日を知らせていました。

なので、死産直後に私がまず心配したことは(もっと考えるべきことはいっぱいあったのに、赤ちゃんに向かい合うことから逃避していたのかもしれません)、「年賀状をどうすれば良いのだろう?」ということでした(思わず、入院中に師長さんに、他の死産された方たちはどうしているのか?と尋ねてしまいました。聞かれた師長さんも困ってしまい、あまり明確な答えは返ってきませんでしたが、ネットで検索してみると、皆さん悩まれていることがわかりました)。

お腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんについて、喪中葉書を出すかどうかについては、色々な考え方があるようですが、私たちとしては、喪中葉書を出す時期は過ぎていたこと、何もなかったふりをして年賀状を出すのはとてもできない心情だったことから、年賀状は出さず、年賀状を頂いた方にだけ、年明けに欠礼をおわびする寒中お見舞いの葉書を出すことで対処しました。

死産後1ヶ月くらいの時期に、寒中見舞いを書いたのですが、あまり近い関係ではない方には不幸があったことだけを伝え、親しい人や受け止めてくれそうな方には死産したことをきちんと伝えました。息子が亡くなったことを文字にして伝えることが、こんなにも悲しく、辛い作業なのかと改めて感じました。

自分の親しい人には死産して3日後にメールで死産をお伝えしました。たまにしか連絡をとらないけれども、今後もまた会えたら良いなと思う人には、8日後に同じくメールで伝えました。いずれも、早く伝えなければ、年賀状や出産の確認メールが来てしまうかもしれないという思いがありました。
以下、自分が送った文章です。
「寒い日が続いていますね。皆さんにはかねてより、近々出産を控えていることをお知らせしていたのですが、とても残念なことに、先日、赤ちゃんがお腹の中で天国に旅立ってしまいました。まだ直後の悲しみの中にいますが、幸いなことに私は無事に退院しましたし、支えてくれる家族もいます。皆さんとお会いしたりするには、気持ちの整理がつくまで時間が必要と思いますが、再会の折りには、今まで通り接して頂ければと思います。上記事情で新年のご挨拶も失礼させて頂きますが、今後ともよろしくお願いいたします。」

やっぱり、メールを書きながら、涙があふれてきましたが(当時、息子が亡くなったとは書けず、悩んだ末、天国に旅立ったと表現しました、同じことを意味するのだけれど、直接的な表現は辛くてできなかったんですね・・・)、「今はとりあえず引きこもるけれども、いつか気持ちの整理がついたときにはまたよろしくね」と友人に宣言できたことは、自分にとって大きなことでした。

当時~現在まで、夫はこういった対外的な作業(今後の人間関係を維持するための)から逃避しているので(元々、夫はプライベートな人間関係は広くなく、仕事関係の人間関係はほぼ同じなので、こういう役割は私がまかされていたということもあります)、その点では、孤独感も感じました。

一方で、こういう「悲しみを周りに伝える作業」を繰り返しているからこそ、その度に息子を亡くした悲しみを味わい、悲しみに向き合うことにつながり、「悲しみを伝えた人」との新たな人間関係を築くことにもつながり、辛いけれども、前に進んでみようと思えるようになってきたのかなとも感じます。

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miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

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