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自責の念について

2012.10.27 00:03|死産後の気持ち
今日は、死別による悲しみ、苦しみの中で大きなテーマとなる、自責の念について書きたいと思います。

大切な人を亡くした後、残された人は「自分があの時、こうしていれば、あの人は死ななかったのではないか」という自責の念にかられます。

流産・死産で赤ちゃんを亡くした母親は特に、「自分だけがお腹の中の赤ちゃんからのサイン(胎動の減少、出血など)に気付けたはずなのに、気付いて早く病院に行っていれば赤ちゃんを救えたかもしれないのに」「自分があの時とった行動が赤ちゃんの死を招いたのではないか」という強い自責の念に苦しみます。

この自責の念については、周囲の人に(夫にも)話すのはためらわれるテーマなので、当事者同士で話せる場(ネットの掲示板がまずはアクセスしやすいのでしょうね)以外ではなかなか話せず、一人で苦しい思いをされていることが多いと思います。

私の場合、息子が亡くなる少し前から何となく胎動が少なくなっていると感じていました。でも、「出産が近くなると胎動が少なくなってくる」という間違った認識をもっていて、その時点では、「もうすぐ出産なのかな」としか思っていませんでした。亡くなっているのがわかった日の3日前の夜にはいつになくお腹が張って苦しかったのですが、それも朝には少し改善したのと、1ヶ月以上前から切迫気味でお腹の張りがあるのが普通だったため、そのまま様子をみていました。前日夜には、「胎動がないかな?」と不安を感じたのですが、いつもと同じ規則的なお腹の張りはあって、他に出血や痛みはないのでやはり様子をみてしまいました。今思うと、その時に、息子は私にさよならを伝えていた気がします。

亡くなる数日前から息子はサインを出していたのに、私は自分の体のしんどさ(切迫気味で、1ヶ月程自宅安静を命じられていました、私にとって、妊娠後期は頻回のお腹の張りで夜もあまり眠れず、結構苦しいものでした)や2歳半の娘の世話に気持ちをとられ、息子のことを後回しにしまっていて、その結果、息子を救えなかった、私のせいで息子を死なせてしまったという考えが頭から離れず、「あの時、病院に行っていれば」ということを繰り返し考えました。

夫には、「胎動が少なくなっていたと感じていたのに、もっと早く病院に行っていればという後悔の気持ちで苦しくなる」ということは何回か話しました。でも上に書いたところまで、細かくは話せていません。「取り返しのつかないことをしてしまった自分」を夫に知られるのが今でも怖いのです。

死産した直後は、自責の念で胸がつぶれそうになる程苦しくて、でも考えることをやめられなくて、辛い日々がありました。でも、この自責の念は、時間と共に減ってきています。

前に紹介した「ママ、さよなら。ありがとう」などの本を読んで、息子の気持ちを想像すると、私が自分を責めて苦しむことを、息子は望んでいないだろうと考えるようになりました。

また、「あの時こうしていれば息子は死なずにすんだかもしれない」と繰り返し繰り返し考え、泣きながら、「いくら考えても、過去を変えられるわけではない、息子が帰ってくるわけではない」という事実に気付き(息子の死という事実を認めるよりも、自分を責める考えに気持ちが向いていた方がましだったのでしょう)、時間と共に、息子がいなくなったという事実を受け入れるしかないという諦めの気持ちに至りました(諦念と表現するのかと思います)。

「人の生死など、何ともできないことが起きるのが、自分の生きている世界なのだ、たまたま自分にも悲しいことが起きた、そういうことなんだ」という当たり前のことに、改めて気付きました。

胎動の減少に気付いた時点で病院に行っていれば、という後悔は今でもありますが、この後悔は、「同じような思いをする人を減らすためには何ができるか」ということを考え、行動することに向けて、自分の中で昇華させていくしかないと思っています。

病院に行かなかった自分も含めて、「全てを思い通りにできる人はいない、そのときそうできなかった自分も仕方ないのだ」と自分で自分を許そう、息子もきっとそれを望んでいる、と今は考えるようにしています。

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miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

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