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病院再訪

2012.10.01 21:10|私の死産体験記
 この2週間ほど、色々とやらなくてはならないことが続き、バタバタしていました。エネルギーを使っているせいなのか、夜になると眠くなってしまい、パソコンに向かう時間もなかなか取れなくなっていました。息子が亡くなってからずっと、自然に眠くなるということがなくなっていたのが、薬を飲まなくても眠れるようになったので(途中で何回か目が覚めはしますが)、ある意味、回復してきているのかもしれません。

 9月21日に息子を産んだ病院の産科病棟師長さんと会って、お話をしてきました。自分が死産した際の医療者の対応で、改善してほしいと思った点についてお伝えするためです。

 産後1か月健診の時にも、死産後のケアについて改善してほしい点等を手紙で伝えたのですが、その時には遠慮して伝えきれなかったことがたくさんあり、心残りに思っていました。もう一度、きちんとお話して伝えなければと思う一方で、相手が私の気持ちを受け止めてくれるか、現状を変えようと思ってくれるか、話しても無駄なのではないか等思ったり、自分自身の生活のことで精一杯だったり・・・という状況があり、ずっと先延ばしにしていたことでした。

 自分の体験を踏まえて、以下のようなことを伝えました。

・死産の告知後、人の目を気にせずに泣けるスペースを確保してほしい(私の場合、夫への電話連絡を廊下の片隅でしなくてはならず(そこで息子の死を告げなくてはならず)、その後もしばらくの間、通常の外来の待ち合いで待たされ、泣くこともできませんでした)
・死産の告知後、母親は大きな衝撃を受けて、精神的な危機状態にあるので、一見、冷静に見えたとしても(私はたぶんそうだったと思います)、十分な配慮をして対応してほしい。何事もなく周囲が流れていく様子を見て、強烈な孤独感にも襲われるので、できれば、家族がくるまでの間一人にせず、担当スタッフを決めて、付き添ってほしい。
・入院中の担当スタッフは、死産を扱った経験もある、ベテランのスタッフ(&教育のために必要であれば新人をプラスで)を付けてほしい(私の場合、明らかに若い(まだ子どももいないのではと思った)スタッフが担当で、私に対してどう声をかけてよいのか困惑している空気が伝わってきて、自分の悲しみを素直に出すことはできなかった)。
・入院中、自分に能動的に関わってきてくれるスタッフは少なく、孤独感を感じた。両親も亡くなった赤ちゃんを前にして混乱したり、とまどっていることも多いので、赤ちゃんと過ごす時間の大切さをきちんと伝え、赤ちゃんときちんとお別れをできるように支援してほしい。赤ちゃんの名前やその由来を聞いてほしい、そういう話をしながら、悲しみの表出を促してほしい(私の場合、人前で泣くことをかなり我慢していて、もっと素直に泣けば良かった、そうすれば夫ももっと泣けて楽になれたのではないかと思っている)。
・退院の仕方を具体的に説明し、誘導してほしい(私の場合、部屋番号と名前、退院する旨をナースステーションで告げたところ、「おめでとうございます」と言われてしまい、とても悲しく、それ以上言葉を出せず、担当者に挨拶もできないまま退院した。また、棺に入った息子を抱えた夫と共に、一般のエレベーターに乗り込み、退院することは、何とも言えない、寂しい、孤独な気持ちを味わった)。担当者が最後まで付き添い、病院の裏口から退院する等の方がよいのではないかと思った。
・赤ちゃんを亡くした悲しみのプロセスについて、基本的な情報を提供してほしい。病院のパンフレットがないのであれば、自助グループで作成しているパンフレットを配布してほしい。また、自助グループの情報も伝えてほしい。
・退院後の産後健診は、通常の1ヶ月健診の枠とは別にしてほしい(新生児を抱いた母親たちの中で過ごすことはとても辛いことでした)

 途中、泣けてきてしまうこともありましたが、師長さんはゆっくりと話を聞いて下さり、改めて、私自身の気持ちの整理にもなりました。ポコズママの会とSIDS家族の会が出されている、当事者向けのパンフレットも持参して見てもらったところ、病棟での配布に向けて動いてもらえることになりました。

 息子を亡くしたという悲しい事実は変えられませんが、流産・死産にまつわる余計な悲しみ・苦しみ(多くは周囲の「悲しみへの無知」から生まれるのだと思います)をなくすために、やれることは色々とあると思うので、少しずつ、自分にできることに取り組んでいきたいと思います。そうすることが、自分の悲しみを癒すことにもつながるのだと思っています。

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miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

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