スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ちょっと弱音

2012.11.23 22:35|死産後の気持ち
息子を亡くした後、娘の存在は私の大きな支えになっています。
娘が元気に生まれてきて、健やかに成長していることが、どんなに有り難いことなのか、今では心から理解しているつもりです。

でも、日々の生活の中で、自分がいっぱいいっぱいになってしまうことが時々あり、そんな時に、娘に対して自分のイライラをぶつけてしまうことがあります。

死産の直後は、息子を亡くした悲しみで圧倒されていて、何とか日常生活を維持しようと頑張っていたけれども、娘のことを構ってあげる余裕がありませんでした。娘の言葉や笑顔に、笑顔で返すパワーがなくて、娘にはよく、「ママ、何で笑わないの、笑って!」と叱られていました。

息子を亡くした悲しみで気分が落ちているときは(最近は、大分、気分は回復してきて、常に落ちているというわけではなくなってきましたが)、何もかもどうでもよい気分、何も楽しめない気分になって、娘や夫に対してそっけない、冷たい態度になってしまいます。そんな自分も嫌で、何だか大人げないなと思うのですが、楽しいふりをすることもできないのです(家族に対する甘えがあるのかもしれません)。

この1ヶ月程、自分の状態が少し落ち着いてきたかなと思っていたのですが、ここ数日少し気分が落ち気味で、今日は久しぶりに娘に対してきつい口調で叱ってしまいました。年賀状の準備を始めて、去年の悲しみがよみがえってきたりして、少し負担になっているのかもしれません。

娘に隠れて、しばらく泣いたら少しすっきりしたのですが・・・。
息子が亡くなって、もうすぐ1年。
大分落ち着いてきたと思っているけど、まだまだ悲しい。
何で、息子がここにいないんだろう。

息子を失った悲しみばかり見るのではなく、息子が教えてくれた生の大切さ、生きていることの意味、息子が与えてくれたものをきちんと受け止めたい。
この悲しみを抱えながら、今あるものを大切に生きていく強さがほしい。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

喪中はがきを出すかどうか

2012.11.17 15:11|流産・死産後の人間関係
 札幌はずいぶん寒くなってきて、週末には雪が降りだしそうです。

 そろそろ年賀状の準備をする季節ですが、お腹の中の赤ちゃんを亡くされた方は、年賀状をどうするか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 私は12月に息子を亡くしたので、すでに準備していた年賀状(印刷前でしたが)を出すのかどうか、欠礼する場合はどうすればよいのか、判断がつかず、産後退院してから、ネットで検索しまくりました。

 流産・死産で子どもを亡くした場合、年賀状を出すのかどうかについては多くの人が悩んでいます。当事者としては、「大切な子どもを亡くして、喪に服しているのだから、年賀欠礼しよう」というのが当然の心情です。が、一方で、 世間一般としては、お腹の中の子はまだこの世に生まれていない子であり、その死を周囲に公にすることについては賛否両論あるのが現実です。

 ネット上の色々な意見を読んで、自分としては喪中はがきを出すかどうかについては、以下のように考えます。

・「とても年賀状を書く心情ではない」のであれば、赤ちゃんの週数に関係なく、喪中はがきを出してよいと思います。ただし、周囲が妊娠に気付かない週数の場合、色々と聞かれて説明するほうが辛いので、通常どおり年賀状を書いたという意見がネット上では多かったです。

・喪中はがきを出す場合は、出す相手を「赤ちゃんの死をきちんと伝えたい人(気持ちを分かってもらえそうな人)」と「喪中で年賀状欠礼することだけを伝えたい人」で分け、文面を変える(後者には亡くなった人の詳細は書かない)。年賀状だけの関係で、妊娠していたことを知らない人には、不幸があったことだけを伝えるのが無難かと思います。

・喪中はがきを書いた場合、赤ちゃんのことについて色々と聞かれる可能性もある(誰が亡くなったかを書かない場合、誰が?と聞かれたり)ことを考え、その覚悟をすること。

・喪中はがきを書く場合には、夫婦できちんと意見を一致させること(夫に話さずに出して、後から親戚等からのいちゃもんがあり、もめたという話を読みました)。

 また、喪中はがきを作成すること自体、初めての方も多いと思うので(私もそうでした)、一般的な喪中はがきのマナーも書いておきます。

■喪中はがきとは? 

〜郵便局のサイトから https://print.shop.jp-network.japanpost.jp/index.php

定義:1年以内に近親者(一般的には2親等まで)に不幸があったとき、喪に服しているため、年賀の挨拶を遠慮することを知らせる挨拶状

送る期間:11月中旬〜12月上旬までに届くように送る。年末に不幸があり、喪中はがきが間に合わない場合は、年が明け、松の内が明けてから(1月7日〜遅くても2月3日までに)寒中見舞いはがきとして年賀欠礼を伝える。

書く内容 1.喪中のために年賀欠礼することを伝える。近況報告やその他の用件は書かないこと。2.「年賀」「おめでとう」「お慶び」などの言葉は使わず、句読点を入れずに、お世話になったお礼等を伝える。3.いつ、誰が亡くなったのか、差出人からの続柄を伝えるのが一般的だったが、最近では、亡くなった方の詳細を入れない場合も増えている。

■喪中はがきの文例  http://www.jp-guide.net/businessmanner/letter/mochu_hagaki.html

http://k.japanpost.jp/index.php?action_nenga_printing_standard_postcardLishttp//k.japanpost.jp/index.php?action_nenga_printing_standard_postcardList=true&category=9011

■寒中見舞いの文例  http://allabout.co.jp/gm/gc/19598/

 「天使の梯子 With ゆう」という当事者の自助グループのサイトでも、喪中はがきをどうするかについて、掲載されていました。文例ものっていたので、参考になるかと思います。 http://withyou845.org/second-page.htm

 「天使の保護者ルカの会」のサイトでも、セレモニーカード(喪中はがき)のテンプレート(可愛らしい天使のイラストが使われています)をダウンロードして使えるようになっています。 http://plaza.umin.ac.jp/artemis/rcdnp/tenshi/ceremoneycard.html

私の場合は、喪中はがきは間に合わない時期だったので、年賀状を頂いた方と、これまで年賀状をやりとりしている仕事上の目上の方にだけ、1月下旬に寒中見舞いを出しました。パソコンで文面をきちんと作成して印刷するという気力がなくて、どうしても書かなきゃという人にだけ、手書きで文面を書いて出したのですが、息子を亡くして1ヶ月くらいの時期だったので、書きながら泣けてきて、とても辛い作業だったのを覚えています。親しい人にはメールで死産のこと、年賀欠礼の旨を伝えて済ませました。何も伝えず、年賀欠礼してしまった人も多く、どう思われているか少し気になりましたが、やりとりしている人全員に寒中見舞いを出す余力はありませんでした。

 最後に〜近親者の不幸のために不要となったお年玉付き年賀はがき(新品)は、 販売期間内であれば、郵便局窓口で無料で通常切手に交換してもらえます(服喪であることを申し出て、書類提出する必要あり、私は夫にしてきてもらいました)。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

11回目の月命日

2012.11.14 00:08|死産後の気持ち
息子が亡くなって、11ヶ月が経ちました。

もうすぐ1年になるのかと思うと、あっという間のような、長かったような、今までにない時間の経ち方でした。

これまでに体験したことのない悲しみ、怒り、孤独、不安・・・圧倒的な量の苦しい感情にのみこまれ、本当に辛かったですが、やっと、少し楽になってきました。

日常の家事、育児がそれなりに(笑)普通にこなせるようになり、家族とも普通に笑って過ごせることが増えました。もちろん、毎日、息子のことを考えることは変わらず、ふとしたときに涙が出てきて、こっそり泣くこともありますが、涙が出るときは、「ああ悲しいんだな、がまんしないで泣いてしまおう」とひとしきり泣いて、短時間で(以前は崩れると半日だめだったりしました)次の行動に移せるようになりました。

来月の命日をどう過ごすか、まだ考え中ですが、悲しむだけではなく(1年前の悲しみが蘇ることが増え、このひと月は泣くことが増えるとは思いますが・・・)、息子が私たち家族の下に来てくれたことの意味を考えて、穏やかに過ごせればなあと思います。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

第6回アジアグリーフケアセミナー

2012.11.13 09:04|グリーフケア関連
第6回アジアグリーフケアセミナー ーわたしたちが忘れていたものー

テーマは「男性のグリーフ」

特別講演は、オーストラリア在住のグリーフカウンセラーによる「オーストラリアにおける男性のグリーフとそのケア」

その他、 訪問看護師の方や子供を亡くされたお父さん等、様々な立場の方からの発表があるようです。

開催日は2012年11月24、25日

開催場所は山口県下関市「海峡ビューしものせき」

私も「男性のグリーフ」については興味があるので(夫の気持ちを理解したいと思うので・・・でもなかなか書籍でも取り上げていないし、夫以外の当事者の話を聞く機会もない・・・)、近かったら参加したかった。

興味のある方は「星の会」の HPから見てみて下さい(参加には事前申し込みが必要です)。

第6回アジアグリーフケアセミナー 

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

自助グループリスト(子どもとの死別)

 2012年11月11日現在、インターネット上で確認できる、自助グループ(子どもを亡くした家族のための)リストです。

 私はお腹の中の息子を38週で亡くしていますが、無事、この世に生を受け、この胸に抱き、愛情を注いでいた赤ちゃんや子どもを亡くされたご家族の気持ちを思うと、私の想像できない深い悲しみ、苦しみを体験されているのだろうと感じ、とても胸が痛みます。

 病気や事故で失われる小さな命が、できる限り少なくなるように、そして、悲しみに暮れるご家族にとって、温かな支援が得られるような社会にしていきたい、と心から思います。

1.小さないのち
 インフルエンザ脳症でお子さんを亡くされた2人のお母さんが立ち上げた自助グループです。会には3つのグループがあります。後遺症グループ(脳炎脳症の後遺症児および脳死状態の子どもの家族)、病児遺族グループ(さまざまな病気で子どもを失った家族)、不慮の事故遺族グループ(子ども本人または親自身による予期せぬ過失で子どもを失った家族)の3つの分科会に分かれ、それぞれ活動されています。当事者の心のケア(東京や大阪で当事者の集いも行われています)や、病気や事故を予防するための啓発活動にも取り組んでおられます。

2.天使になった子供たち 
 小児がん等の病気でお子さんを亡くされた家族のためのコミュニティサイト(ネット上で当事者同士が交流する場を提供)です。白血病の治療を終えたお子さんをもつ「はな」さんが管理人をされています。

3.星の会 ー子どもを亡くした親と家族を支える会ー 
 北九州で、病気や事故等で子どもを亡くされた家族を支えるための活動(年1回の文集の発行、病院への啓蒙活動、年2回の当事者の定例会等)をされています。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

自助グループへの参加について

 死別後、周囲に亡くなった人のことを語る機会がなかなかもてず、辛くなることがあると思います。 死別の悲しみについて、誰かに語りたい、聞いてもらいたい時には、自分と同じような死別をした人たちの自助グループ(体験者同士で支え合う会)に参加すると、助けになることが多いと思います。

 一口に死別と言っても、誰(配偶者、子供、親、兄弟、親しい友人など)と死別したか 、死別の状況(急死、長期の療養後の死、事故死、自死、犯罪被害による死など)、残された人の状況(死別した人との元々の関係性、本人の元々の対人関係の能力、周囲の援助の有無、経済状況、他の子供の有無など)によって、悲しみのプロセスは異なります。

 自助グループに参加するにあたって、周りの人との「悲しみ比べ(あの人に比べればましだとか、私の方が辛い思いをしているとか、流産・死産であれば赤ちゃんの週数で比べる等)」が生じやすいという問題は、知っておいた方がよいと思います。周りと自分の悲しみを比べだすときりがないですし、自分の悲しみに向かい合うことから逃避することにもなってしまい、何の救いにもなりません。

 「人それぞれの悲しみは違うこと」「一方で、それぞれが大切な人を亡くし、辛い思いをしていること」をきちんと理解した上で、自助グループで 、互いに批判・評価することなく、安心して自分の悲しみについて語れることができれば、大きな救いになると思います。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

「赤ちゃんの死」を周囲にどう伝えるか

2012.11.09 18:58|流産・死産後の人間関係
流産・死産後に、その事実(赤ちゃんが亡くなったという)を周りの人にどう伝えるのかということは、大きな問題だと思います。

私の場合、初期流産(一昨年の12月、6週で)のときは、夫(これは当然ですが)とごく少数の友人(流産・死産を体験された人や医療従事者)以外には誰にも伝えませんでした。実の両親や義理の両親にも「心配をかけたくない」ので伝えませんでした。

初期流産のときも、とても悲しかったし、辛かったけれども、夫が悲しみを共有してくれることで自分の気持ちも整理ができたのです。やっぱり、2人目の子供が欲しいのだと改めて思い(もう高齢出産の域ですし、1人目の出産・育児での肉体的な辛さが強かったので、手放しで欲しいとは思えず、迷いもあったのです)、早い時期から、次の妊娠に向けて、気持ちを切り替えることもできました。

でも、昨年12月の死産後は事情が大きく異なりました。臨月での死産だったので、それほど親しくなくても私の妊娠を知っている人がいましたし、親しい人には予定日を知らせていました。

なので、死産直後に私がまず心配したことは(もっと考えるべきことはいっぱいあったのに、赤ちゃんに向かい合うことから逃避していたのかもしれません)、「年賀状をどうすれば良いのだろう?」ということでした(思わず、入院中に師長さんに、他の死産された方たちはどうしているのか?と尋ねてしまいました。聞かれた師長さんも困ってしまい、あまり明確な答えは返ってきませんでしたが、ネットで検索してみると、皆さん悩まれていることがわかりました)。

お腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんについて、喪中葉書を出すかどうかについては、色々な考え方があるようですが、私たちとしては、喪中葉書を出す時期は過ぎていたこと、何もなかったふりをして年賀状を出すのはとてもできない心情だったことから、年賀状は出さず、年賀状を頂いた方にだけ、年明けに欠礼をおわびする寒中お見舞いの葉書を出すことで対処しました。

死産後1ヶ月くらいの時期に、寒中見舞いを書いたのですが、あまり近い関係ではない方には不幸があったことだけを伝え、親しい人や受け止めてくれそうな方には死産したことをきちんと伝えました。息子が亡くなったことを文字にして伝えることが、こんなにも悲しく、辛い作業なのかと改めて感じました。

自分の親しい人には死産して3日後にメールで死産をお伝えしました。たまにしか連絡をとらないけれども、今後もまた会えたら良いなと思う人には、8日後に同じくメールで伝えました。いずれも、早く伝えなければ、年賀状や出産の確認メールが来てしまうかもしれないという思いがありました。
以下、自分が送った文章です。
「寒い日が続いていますね。皆さんにはかねてより、近々出産を控えていることをお知らせしていたのですが、とても残念なことに、先日、赤ちゃんがお腹の中で天国に旅立ってしまいました。まだ直後の悲しみの中にいますが、幸いなことに私は無事に退院しましたし、支えてくれる家族もいます。皆さんとお会いしたりするには、気持ちの整理がつくまで時間が必要と思いますが、再会の折りには、今まで通り接して頂ければと思います。上記事情で新年のご挨拶も失礼させて頂きますが、今後ともよろしくお願いいたします。」

やっぱり、メールを書きながら、涙があふれてきましたが(当時、息子が亡くなったとは書けず、悩んだ末、天国に旅立ったと表現しました、同じことを意味するのだけれど、直接的な表現は辛くてできなかったんですね・・・)、「今はとりあえず引きこもるけれども、いつか気持ちの整理がついたときにはまたよろしくね」と友人に宣言できたことは、自分にとって大きなことでした。

当時~現在まで、夫はこういった対外的な作業(今後の人間関係を維持するための)から逃避しているので(元々、夫はプライベートな人間関係は広くなく、仕事関係の人間関係はほぼ同じなので、こういう役割は私がまかされていたということもあります)、その点では、孤独感も感じました。

一方で、こういう「悲しみを周りに伝える作業」を繰り返しているからこそ、その度に息子を亡くした悲しみを味わい、悲しみに向き合うことにつながり、「悲しみを伝えた人」との新たな人間関係を築くことにもつながり、辛いけれども、前に進んでみようと思えるようになってきたのかなとも感じます。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

今、深い悲しみの中にいる人へ

2012.11.07 19:28|悲嘆のプロセスについて
息子を亡くして7ヶ月経った頃に書いた記事です。

大切な人との死別後、わたしたちは今までに体験したことのない、圧倒的な悲しみ、そして様々な感情(怒り、不安、焦燥感、孤独感、抑うつなど)に飲み込まれます。これらの辛い感情を抑えながら、日常の生活をやりくりすることは、とても消耗する、疲れることです。

初めての悲しみの体験に圧倒され、これから自分がどうすればよいのか全く見えず、苦しい毎日を送っている方もいるかもしれません(私もそうでした)。

私たちが体験している感情、心の反応は、「死別による悲しみ=悲嘆(=英語ではグリーフ)」と言われるもので、大切な人との死別後に多くの人が体験するものです。

自分だけが苦しんでいるわけでは決してなく、ある意味、人なら皆、世界共通で悩む問題に今、直面しているわけです。

この苦しみは、大切な人との死別を体験したことのない人には、なかなかわからないことでもあります(自分も息子を亡くすまではそうだったと思います)。

流産・死産で子供を亡くした場合は、さらに特殊な問題が加わります。

私たちにとっては、「かけがえのない家族の一人」である赤ちゃんですが、世の中的には「この世に生まれることのできなかった存在」であり、法的にも戸籍には残らない、名前もない存在として扱われます。確かに存在した赤ちゃんなのに、その大切な赤ちゃんを失った悲しみを共有してくれる場が少ないのです。

「子供を亡くす」という悲しみはとても深いだろうと察してくれる人は多いと思うのですが、一方で、あまりの出来事にどう声をかけてよいかわからないと感じるため、周りから亡くした子供の話題に触れることは難しく、当事者が孤立感を覚えることも多いと思います(私の場合は、入院中の医療スタッフからも遠巻きにされているように感じました)。

また、「かけがえのない存在を失った」のであり、深い悲しみを感じても当然であることに思い至らず、当事者を慰める、励ますつもりで「また次の子を産めるよ」「いつまでも泣いてばかりではだめだ」といった間違った声かけをされ、深く傷つく場合もあります。

私は、息子が亡くなって7ヶ月が経ったところですが、最近、自分の悲嘆のプロセスが少しずつ進み、何となく先の希望が見えてきたような気がしています。
もちろん、まだまだ解決したい課題はありますが、それも少しずつなんとかなるのではないかと思い始めています。

ここで、自分の体験をふまえ、今、悲しみに暮れている人へのアドバイスを記しておきたいと思います。
私たちに必要なことは、以下にまとめられると思います。

1.大切な人との死別は、残された人の人生を大きく変える出来事であり、自分が感じている感情がどんなものであってもおかしくない、ということを理解し、悲しみを表出することを自分に許して下さい。悲しい時に安心して泣ける場・時間を確保して下さい。

2.自分が体験している「悲嘆」のプロセスについて理解し、自分の状況を把握しましょう。

「何が何だかわからず苦しい」状態から抜け出るためには、自分の感情を、自分自身で把握することが大切だと思います。
「死別の悲しみ」「悲嘆」「グリーフワーク(悲嘆のプロセスを進めるための心の作業を指します)」などをキーワードにしてネット検索してみて下さい。私が見つけた参考になりそうなサイトを挙げておきます。以前の日記で紹介した本(「悲しみを超えて」)も役に立つと思います。
悲嘆のプロセスについて知り、自分に必要な助けは何なのかを知ると、先が見えてくると思います。
・グリーフ・サバイバー(グリーフケア、グリーフワークの総合サイト)
http://www.grief-survivor.com/index.html//

・JDGS Project(震災で大切な人を亡くされた方を支援するためのウェブサイト)
http://jdgs.jp/index.html//

さらに、自分と同じような死別の状況のグループを探して、体験者の具体的な話しを聞いてみると、自分の感じていることが特殊なことではない、という安心感が得られると思います。
 
3.周りに助けを求める(自分の悲しみを聞いてもらう)必要があることを理解し、行動する

 私は当初、息子を亡くした悲しみを自分の中に抱え込み、周りに積極的に語ろうとはしませんでした(元々、辛いことがあった時に、自分の中だけで処理するという方法をとっていて、今回も無意識に同じやり方をとろうとしていたのです)。
 今となっては、それは間違った方法である、というよりも、死別の悲しみは自分だけで処理することは不可能なものであると感じています。
 悲しみを癒すために大きな力になるのは、「悲しみを誰かに共有してもらう体験」だと思います。全ての人に理解してもらうことはもちろんできないことですが、自分の悲しみに寄り添ってくれる人は、誰かいるはずです。身近にそういう人がいない時にもあきらめないで下さい。いざとなれば、新しい人間関係の中(当事者のサポートグループなど)でそういう人を見つけることもできるんです。

息子を失ったことは本当に辛い体験ですが、この悲しみをくぐり抜けた先には、新しい自分、息子と共に、新しい人生を生きる自分がいるのだと感じ始めています。
少しずつ、少しずつ、進んでいきたいです。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村

遺骨ペンダント

2012.11.06 08:32|供養について
息子が亡くなって1ヶ月過ぎた頃、夫が誕生日プレゼント(私は1月生まれなのです)を買ってくれるというので、何がよいか思案していたとき、「息子の形見の爪や遺髪を入れて、身につけられるような、ロケットペンダントのようなものはどうだろう」と思い付きました。

 ネットで検索してみると、「遺骨ペンダント」「アッシュペンダント(ヨーロッパでの呼び名だそう)」「カロートペンダント」などの名前で、様々な商品があることがわかりました。大切な人を亡くした悲しみの中で、「お骨であっても、亡き人の一部であっても、ずっと一緒に過ごしたい、亡き人を側に感じていたい」 と願うことは、ごく普通の感情なのだと知りました。

 ネット通販をしているサイトはたくさんあり、どこで購入するか迷ったのですが、結局は最初に見つけた「手元供養本舗」というサイトで購入しました。ペンダントのおしゃれさを追求すると、他のサイトの方が商品が豊富だったのですが、日常的につけることを考えるとシンプルなものが良いと思ったのと、ここの商品には亡くなった方の名前や命日などが刻印でき、刻印に力を入れていること、手元供養についてのわかりやすい説明や利用した方の声が掲載されていてとても役に立ったこと(読みながら泣けてきました)、会社として社会貢献活動をされていて、赤ちゃんを亡くした家族の自助グループにも寄付をしていること等が決め手になり、ここで購入しました。

手元供養本舗

 私は日常的につけるのに、ペンダントとして違和感がないように小振りな(お骨だと米粒くらいの大きさしか収められません、私は爪と遺髪を入れています)ペンダントを選びました。完全防水ではありませんが、チタン製で軽くて丈夫です。

http://bondsconnect.co.jp/SHOP/407188/407194/list.html アッシュペンダント Tl007 28800円

 夫も、「自分にも是非ほしい」「服の下につけるのでデザインは構わないけど、お風呂にもつけて入れるように完全防水がよい」と言ったので、 完全防水のタイプ(少し大きく、アクセサリーとしてはちょっと無骨な感じです)を選びました。

http://bondsconnect.co.jp/SHOP/497958/497964/list.html メモリアルペンダント「ウィズ〜チタン〜+刻印 18900円

 男性でネックレスをつけるのに慣れていない人の場合は、チェーンも頭からかぶれるような長いものにした方が、付けはずしが楽だと思います。

 夫のペンダントにお骨を収めるため、娘が寝静まった後、夫と2人で火葬の時以来初めて、骨壺を開けました。真っ白なお骨を見て、2人で泣きながらお骨を選んで収めた情景は、今でもはっきり覚えています。

 ペンダントに収めるまでは、爪や遺髪も引き出しの奥にしまいこんで、見ることができなかったのですが、ペンダントに収めるためにそれらをしっかり見て、ほんのちょっとの息子の形見だけれども、とても愛しく思いました。

 夫にとっても、ペンダントを身につけることで、少しだけれども、寂しさが紛れ、気持ちが楽になったようでした。

 遺骨については、納骨するかどうかで悩む方(周りの家族・親戚から納骨しないと成仏しない等言われるが、両親にとっては49日で納骨するのはとても辛いという話を多く聞きました)も多いようなので、そのような時にも、遺骨ペンダントは役に立つのではないかと思います。

にほんブログ村 家族ブログ 天使ママパパ夫婦(子供あり)へ
にほんブログ村
| 2012.11 |
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

ページトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。