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6年が経って

2018.01.18 16:47|死産後の気持ち
息子を亡くして6年が経ちました。

亡くして数年間は、11月頃から気持ちが不安定になり、ふとした拍子に泣けてきて、日常を送るのもしんどい時がありました。
今も悲しくて泣くことはたまにあるけれども、そんな自分にも慣れ、普段は胸の奥の小箱にグリーフをしまっておけるようになりました。

この5年、SIDS家族の会(SIDSやその他の病気、事故、流産・死産で赤ちゃんを亡くした家族の自助グループ)のお話会に参加を続けています。
参加される皆さんのお話を聴いてきて、小さな赤ちゃん、子供を亡くした親の悲しみは計り知れないものだとつくづく思います。

死別後しばらくの間、多くの親御さんにみられる心理的反応として、「妊婦や子連れの家族を目にしたり、亡くした子供のことを話そうとすると、あの子がいない、という喪失の現実に直面し、圧倒的な悲しみや怒り、強烈な痛みが湧き上がってきて、自制できず泣いてしまう」というものがあります。
外に出れば、悲しみを呼び起こす刺激はそこら中にあるので、多くの親はその痛みや、泣いてしまう状況を回避するために引きこもることになります。
引きこもる期間は人それぞれに違いますが、周囲が思うような数週〜月単位ではなく、半年、年単位になる方が多い印象です。
すなわち、子供を亡くした親は、それまで所属していたコミュニティーの場や人間関係を維持することが困難になり、子供だけではなく、その人のもつ「社会性(友人、近所の人との付き合い、元々の役割や職業)」「居場所」を失うことも多いのです。

1人で、家族のみで、子供を亡くした悲しみに向き合うことはとても難しいことです。夫婦それぞれでもグリーフへの対処法は異なるので、そこで食い違いが生じ、夫婦関係に亀裂が入るケースも珍しくありません。

孤立した親にとって、同じような体験をした当事者同士が集まる自助グループは、大きな支えになります。自助グループでは、それぞれの体験や感情を、互いに否定・批判・評価することなく、互いに聴き合う(話せない方は聴くだけでもよい)活動が行われています。

仲間に出会うことで、苦しんでいるのは自分だけではない、と気付けます。
先を歩く仲間の姿を実際に見て、経験談を聞くことで、もしかしたら私も何とか生きていけるのかもしれない、というかすかな希望を持つことができます。

自助グループの機能、役割については、医療者によく知っておいてほしい点です。
病院でのケアには、自助グループの意義や地域のグループに関する情報提供を必ず入れてほしいと願います。

大切な我が子を亡くすという、それまでに経験したことのない苦しみに直面するご家族に対して。
赤ちゃんのみとりを行う病院でのあたたかなケアが普及していくこと
退院後の生活のサポート体制充実のために、病院と自助・サポートグループの連携が図られていくこと
グリーフが複雑化したり、精神疾患を併発した時の精神科医療体制が充実していくように

自分にできることをコツコツ継続していきたいなと思います。

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もうすぐ5年

2016.11.08 21:05|死産後の気持ち
11月に入り、札幌はもう雪が降り始め、かなり冷え込んでいます。

息子を亡くしてから、もうすぐ5年が経ちます。
この時期になると、12月の命日を意識するようになり、やはりなんとなく落ち着かない気持ちになります。

息子のためにというわけではないけれども、5年という節目に何かできないかなと考え、新しく、ウェブサイト作成を始めることにしました。これまでのブログの内容の一部を編集しつつ、小さな赤ちゃんやお子さんをなくしたご家族のための情報をまとめていく予定です。

私が息子を亡くした時、これまでに経験したことのない、深く強い悲しみを抱えながら、自分は一体これからどうなっていくのか、わからないことばかりで、とても不安でした。

この初めて経験する、どうにもならない悲しみや様々な感情や体の反応、プロセスは「グリーフ」と呼ばれるものであること。
私だけではなく、世の中の多くの人が、大切な人をなくした後のグリーフに向き合っているのだ、ということ。

「グリーフ」とはどのようなものなのか、同じような体験をした人たちはどのようにグリーフと向き合っているのか、という知識・情報があったら、何も知らずに孤独なまま、苦しい感情と向き合うのとは、ずいぶん違うと思うのです。

そんなことを考えながら、新しいサイト作りをしていってみようと思います。
天使ママ・パパのためのグリーフサポート情報局

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3年半が経って

2015.06.17 16:40|死産後の気持ち
ここ数日、札幌も暖かい日が続いています。

息子を亡くしてから3年半が経ちました。
このブログを書き始めてから3年が経ちました。

3年前、息子が亡くなって半年の頃は、まだまだつらい時期でした。
息子のことを周りの人にどう伝えたらよいのか悩み、自分の悲しみをなかなか打ち明けられず、とても苦しかったことを覚えています。
同じような体験をされた天使ママさんとの交流や、このブログに気持ちを綴ることで、ずいぶん救われました。現実の人間関係でも、少しずつ息子のことを語る努力をするようになり、寄り添ってくれた友人たちにもとても救われました。

現在は、もうすぐ6歳になる長女と、1歳8ヶ月になった次女の育児に追われる毎日です。
毎日、バタバタと過ごしながらも、頭の片隅には、いつも息子がいます。
息子の不在に対する悲しみや寂しさはゼロにはなりませんが、胸がつぶれそうな悲しみに襲われることは少なくなりました。息子を想い、時に涙することはあるけれども、それ以上に、息子への感謝の思い、温かい気持ちを感じる時間の方が増えました。

息子のことを想いながら、自分の生き方について考える時間が増えました。
今、自分がこうして生きていること、周りの大切な人たちが元気に笑っていることが、どれだけ貴重なことかを理解できるようになったので、自分の限りある時間を使って、自分は何をしたいのか、自分にとって大切なことはなんなのか、日々考えながら、過ごしています。

家族との生活を大切にしながら、自分の仕事にも一生懸命取り組んでいきたいと考えています。
自分の職業とは別に、さまざまなグリーフ(悲嘆)を支援している団体の活動に興味を持ち、少しずつ参加するようになりました。
SIDS家族の会での活動も続けています。北海道は広いので、札幌以外での地域でも、赤ちゃんを亡くした当事者が集える場所があればよいなあ、増やしたいなあと考えています。

こうした自助グループでの活動を通して、色々な方と出会い、「人とつながる楽しさ、豊かさ」を知りました。以前の自分と比べると、人間関係にマメになりました(以前が淡白すぎたのですが)。

息子の死に向き合う中で、これまでの自分の生き方の問題にも向き合うことになりました。
とても苦しい、つらいことも多い作業だけれども、問題を回避せずに、きちんと向き合ったことで、たくさんの学びがあったように感じます。今も学び続けているように思います。

これからもずっと、息子は私の中にいて、共に生きていくのだと思っています。

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3年が経って

2014.12.13 22:57|死産後の気持ち
 12月に入り、札幌は寒い毎日が続いています。

 今日は、息子の3回目の命日でした。元気に成長していたら、来年には幼稚園の年少さんなんだと思うと、随分、時間が経ったような気がします。

 今日は夫が仕事で不在だったので、どう過ごすか考えた末、息子のことをよく知っている友達に遊びに来てもらいました。にぎやかな2人の娘に振り回され、なんだかいつもと変わらない慌ただしい1日だったような気がしますが、やっぱり、息子のことを共有してくれる人と過ごせて、ありがたかったです。

 今でも、毎日、ふと頭に思考の隙間ができると、息子のことを考えています。次女が生まれ、二人の娘の世話に追われながらも、息子のことを考えるのは変わりません。亡くなった後も、大切な人との関係はずっと続く、自分の中で生き続けていくものなのだ、と感じています。

 息子がここにいない、息子を抱きしめられないことは、やはり悲しい、寂しいことです。
 でも、息子はここに、私の中にいるのだとも思い、そのことに感謝もしています。
 私にある時間、1日1日を大切に過ごしていこうと、改めて思います。

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「天使ママ・パパが家族に願うサポート」〜研究協力募集について

2014.09.01 14:21|死産後の気持ち
 天使の保護者ルカの会(流産・死産・新生児死の当事者を支援している自助グループ)のスタッフをされている、聖路加国際大学の先生が、「赤ちゃんを亡くされた当事者がパートナーや両親にどのようなサポートを望んでいるのか」を調査するため、研究に協力して頂ける当事者を募集しています。
 1時間ほどのインタビューに答えるというものなのですが、日本国内なら来て頂けるということだったので、札幌というとても遠い場所ですが、私も応募してみました。

 パートナーや両親の、どのような言葉・態度・行動に救われたのか、悩んだのか、自分の体験をきちんとお伝えして、同じような当事者の方に役に立てて頂ければよいなと思います。

 研究協力に興味のある方は下記のページを参照して下さい。
 聖路加国際大学、助産学の蛭田先生の研究 http://www.h4.dion.ne.jp/~wais.kt/hirutastudy.html



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プロフィール

miso1213

Author:miso1213
 2010年12月に6週で初期流産、そして2011年12月13日に息子を38週で死産しています。現在、3歳の娘の母親でもあります。
 自分の悲しみと向き合い、心の中の息子と共に、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。同じような死別体験者のために必要な情報提供もしていきたいと考えています。

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